ご挨拶
日本三大珍味に数えられる長崎のからすみ。
越前のうに、三河のこのわたと共に日本三大珍味のひとつに数えられる長崎のからすみ。文豪永井荷風は「からすみは長崎でつくるものを最良となす。」と荷風日記に記すほど長崎のからすみを評価していました。私ども小野原本店は、からすみをもっと身近に、皆様の食卓にて喜ばれる存在にしていきたいと思います。伝統を継承しながらも、その時代に合うからすみの姿を日々試行錯誤し、次の時代へと受け継いでまいります。今までもこれからも長崎のまちとともに歩みながら、からすみをはじめとする厳選した海の幸を皆様にお届けいたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。
小野原本店七代目 小野原 善一郎
新着情報
長崎とからすみ
日本三大珍味としても有名な長崎のからすみ。からすみは、安土桃山時代には日本に存在していたと言われています。独特の形が中国の墨「唐墨」に似ていることからその名が付けられたというのが定説になっています。
小野原の歴史
初代甚右衛門がカツオ船主体の漁業と海産物商を創業したのが安政六年(1859)。大正十年、築町の現在地に移り、長崎の皆様に支えられ今日まで商いを続けることができました。