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オーストラリアに行ってきました②―ボラの卵からすみの品質判断基準
魚から取り出したボラ卵ですが、その後血や筋を取りきれいにします。
この工程を丁寧に行うことで、ボラ独特の臭みが無くなり美味しいからすみが作られます。
その後、大きさや品質で選り分けます。
左から順番に良い品質です。
色が違うのが分かります。
当店では一番良い品質のものを購入して、からすみを作っています。
こうして選り分けたものを日本に送ってもらっています。
全体を通して手作業が多く
丁寧に仕事をしているなという印象を持ちました。
普段なかなか見ることができないですが
オーストラリアまで行ったかいがありました。
オーストラリアに行ってきました①―ボラの卵、からすみ加工場視察
昨日までオーストラリアはブリスベンというところに行ってきました。
現在、弊社がからすみ作りに使用しているボラの卵は大半がオーストラリア産です。
国産卵が年々減少している中で
品質の良いオーストラリア産卵を安定供給していただいている
加工工場を査察してきました。
これがボラです。実は初めてちゃんと見ました。
そこからこれを取り出します!
工場全体はこんな感じです。
ボラが大量に取れた日で活気づいてました。
からすみパスタ
最近知名度も上がってきたからすみパスタ。
からすみは元々地中海沿岸発祥という説があり
パスタなどと相性が良いのです。
ところで、日本にはたらこのパスタがありますが
からすみパスタを見た方が日本流に模したものが
たらこのパスタという説があります。
和風パスタを開発した方は凄いですね。
当店でもからすみパスタオイルを販売しています!
■小野原本店オンラインショップhttps://shop.onohara.co.jp/?mode=cate&cbid=2378616&csid=0
からすみの旬とは!?
たまに聞かれます。
「からすみの旬っていつですか!?」
冷蔵技術がなかった昔は、秋口に獲れた卵をすぐ加工して年内に売り切っていたそうです。
いわゆる季語的な季節感でいうと秋~冬となります。
実際、季語では晩秋を表す言葉だそうです。
今は卵を冷凍したり、南半球から卵を輸入したりしますので
年中作ることができます。
一年中美味しいからすみを作ることができる
食べることができる良い時代になりました。笑
からすみ作りに適した時期というのもやはり秋頃で
天気も良く、風があり、乾燥しやすい季節ですね。
春先の今くらいも作りやすい時期です。